僕らは僕らで

僕らの居場所作り


グローバル化、市場の成熟・飽和、少子高齢化、etc…でダメになってく日本の中で、国に依存せず、自ら居場所を作り寄り添って生きて行く。俺らは俺らでやるよ、と。これが新しい幸せの形なんじゃないか。


世の中には多数の網の層があるよね。会社、学校、地域、家族、友人、行政。その全ての網目からスルスルと一番底まで落ちてしまう子たちがいる。僕もそうでした。そんな子たちの居場所はどこにあるんだろう、と。行政に期待してもしようがない。僕らで作るしか無いんだよね。


そんな僕らの居場所作りに必要不可欠なのが、共同生活の場とネット。現代の駆け込み寺(シェアハウス)”リバ邸”を日本中に作りつつ、ネットで場所や従来の関係を飛び越えた、新しい人の繋がりを作ってく。それが弱い子たちの新しい家族の形になり得るんじゃないかな、と。


そういう意味では、ネットとリアルをわざわざ分けて考える必要なんて無いんだな。むしろシームレスに繋がってきている。Webプラットフォームを作ることと、リアルな場で仕組みを作ることは、”居場所作り”という点において何も変わらない。


なるべく国などに依存せず生きてくために、そして網目からすり抜けて落ちた子たちのために、僕らは僕らの居場所を、仕組みを、自ら作ってく。なかなか変わらないものを変えようとするより、自分が変わった方が手っ取り早い。