Social Bicyclesのバイクシェアリングシステムを利用するには、まずオンラインまたはスマートフォンアプリでのユーザー登録が必要になる。
実際の運営は各都市などが行っているので、自分が利用したい都市のネットワークを選んでユーザー登録することになる。登録の際にクレジットカードを入力し、そこから課金されていくしくみになっている。
料金は都市によってまちまちだが、例えばフロリダ州タンパでは1時間ごとに5ドル(約545円)、または年間99ドル(約1万780円)で毎日90分の利用時間がついてくるプランもある。他の都市もこれに準ずる料金となっているようだ。
ユーザー登録が済んだら、オンラインかアプリで自分に一番近い自転車を予約する。マップから、もしくは住所から探すことができるので簡単だ。
自転車が置いてある場所に着いたら、自転車後部についているスマートロックと呼ばれるキーパッドに自分の4桁の暗証番号を入力すれば、自転車のロックが外れるしくみだ。
スマートロックには「Hold」ボタンがついており、途中でどこかに寄ったときはこのボタンを押すと一時的にロックがかかるようになっている。再度暗証番号を押せば、新たに課金されることなくロックが外れるしくみだ。
スマートロックにはインターネットが搭載されていて、予約なしでも自転車が空いていればすぐに使えるという便利な機能もついている。
自転車を使い終わったら、指定されたハブに持って行きロックをかければ返却は完了だ。
Social Bicyclesのハブは、街なかで良く見かける自転車ラックと変わらず、そのラックにスマートロックのついた自転車が停められている。他のバイクシェアリングのステーションに比べ簡易な設備のため、設置もしやすい上に費用も少なくて済むのは大きなメリットだといえるだろう。
自分の目的地の近くにハブがない場合は、エリア内にある自転車ラックに自転車をロックして返却することもできる。
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